(業界ニュース)最低賃金は2035年までに時給1600円越えを目標に 連合が表明
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日本労働組合総連合会(連合)は、最低賃金について、2035年までに時給1600円を超える水準まで段階的に引き上げる目標を掲げる方針であることが21日に分かった。
最低賃金は今年初めて全国平均で1000円を超え、8月には岸田総理大臣が2030年代半ばまでに1500円に引き上げることを目標にすると表明している。
連合は物価高を上回る賃上げの機運が高まる中、政府の目標を上回る水準を掲げ、格差是正につなげたい考えであるという。
21日に中央執行委員会に諮った上で、来年夏ごろ開かれる厚生労働省の審議会で引き上げを求めていく方針だ。