雇用型の助成金をもらうための基本的な支給要件は次の通りです。

①雇用保険適用事業所の事業主であること
雇用系の助成金の財源は、ほぼ全ての企業に対して加入が義務付けられている雇用保険料です。そのため、活用できる企業も雇用保険に加入していることが条件となります。

②支給のための審査に協力すること
審査に必要な書類(出勤簿、賃金台帳等)を適切に保管・管理しているのはもちろん、労働局等から書類の提出を求められたらきちんと応じることが求められています。

③申請期間内に申請を行うこと
きちんと申請書類を準備して指定された期間内に申請しましょう。

その他、過去3年間不正受給していないこと、2年間以上労働保険を滞納していないこと、過去1年以内に労働関連法規に違反していないことなどの条件も求められます。

雇用型の助成金には、助成内容が中小企業と大企業とで異なるものがあります。中小企業の範囲については、以下の通りです。

雇用型の助成金は、雇用保険加入が絶対条件。細かい条件は厚生労働省のホームページ等でチェックしましょう。