助成金コラム④ 雇用系助成金の受給について
- BBコラム
雇用系の助成金では、法的労務管理者の体制を事前にしっかりと整えることが必要です。
これは企業としては当然のことです。最近では、労働環境の良くない会社は、ブラック企業と呼ばれ、SNSで噂が拡散すると、企業のイメージの低下につながってしまいます。
助成金がもらえる、もらえない、と言うことを心配する前に、まずはしっかりとした企業米を行うように心がけましょう。
その他、労働条件通知書、労働者名簿、タイムカード(出勤簿)、賃金台帳、就業規則、雇用雇用保険の加入等を事前に整備しておくことも重要です。
これらが整備されていない場合には、しっかりと整備するように指摘されます。またあまりにも酷い場合は、ご用件への助成金が支給されないケースもあります。
雇用系の助成金をもらうためには、基本的には実施計画の申請と、支給申請の複数回申請が必要になります。
●助成金の受給の流れ
①実施計画の申請 ・・・ 各助成金の支給要件に沿って実施計画書を作成し、窓口機関に提出
②計画の実施 ・・・ 実施計画に基づき実行
③支給申請 ・・・ 助成金の支給申請
④受給 ・・・ 支給要件を満たしていれば受給
補助金の時のように審査が厳しいわけでもなく、条件が満たされれば基本的に支給されるものですので、補助金のように競争率は高くはありません。
ただ、計画書や支給申請の書類提出の期限は厳格に管理することが必要で、期限が遅れた手続きに関しては、原則受理はしてもらえませんので、よく確認しておくことが重要です。
労働環境がしっかりしていることが大事。受給には、実施計画と支給申請が必要です。