助成金コラム① 助成金とは?
- BBコラム
皆さま、助成金って、ご存知でしょうか?
助成金の存在をご存じでも、その種類まで把握されている方は少ないんではないでしょうか??
実は、助成金の種類は本当に多種多様で、さらに毎年助成金制度の改廃や変更があるため、今現在どんな助成金があり、どのような条件を満たせば受給できるのかなど、常に最新の情報を入手していないと、往々にして取りこぼしをしてしまうというのが実情です。
何より、自社に合った助成金を申請できる体制を作っておくことが重要になります。
日本国内には、比較的知名度の高いキャリアアップ助成金をはじめとした、多くの助成金制度が準備されています。雇用系の助成金は、企業の経営を助け、雇用の維持や促進を目的に主に厚生労働省が中心となって、ハローワーク等が公募を行っています。雇用系の助成金には、雇用維持、新規雇用、人材育成といった助成金が一般的ですが、他にも就業規則の変更や介護・育児休暇制度の導入など、労働環境を整えることに支払われるものもあります。
雇用系の助成金はあまり知られておらず、使えるのに利用していないケースも多いです。しかし雇用系の助成金を活用して企業や従業員を守った事でもあります。例えば、事業所でこれ以上雇用継続できない、リストラをしなければならない状況であっても、雇用系の助成金を活用して雇用継続したという話もあります。雇用系の助成金は、企業が支払っている雇用保険の一部が財源です。いわば、皆さまの会社が納めた税金を有効活用をしようというものです。条件を見て当てはまるようでしたら、面倒くさがらずに申請をすべきだと思います。
ほとんどの助成金が、申請時において従業員の帳簿類の提出が必要ですが、実は意識して帳簿類を整備していないと、あるべきものがなかったり、正しく作成されていなかったり、管理されていなかったり、ということが中小企業には多いと思います。助成金の申請をきっかけに、これまで手を付けられなかった就業規則の整備をしたり、出勤簿や賃金台帳の正しい作成の仕方、保管の仕方を知ることができて良かったというお声を頂いています。何より、法律で義務付けられている作成・保管が必要な書類の整備ですので、いずれにせよやらないといけないことです。また、どの書類も従業員が働きやすい環境づくりに欠かせないもの且つ、会社を守るために必要な書類ですので、これらの整備もでき、助成金も受給できる、まさに一石二鳥いや一石三鳥の機会を活用して頂ければと思います。
従業員を雇用する前には、雇用系の助成金を調査してみましょう!雇用系の助成金は、要件を満たせば必ず貰えます。