BB式ハロワ求人票コラム② 意外に知らないハローワーク求人の持つ求人媒体としてのポテンシャルとは?
- BBコラム
ハローワークの求人媒体としてのポテンシャルとは?
言われてみると当たり前ですが、自社のPRを365日24時間、全国のハローワークやインターネットでプレゼンし続けることが出来るのが、ハローワークの求人票です!こうお伝えすると、今までないがしろ?にしてきたハローワークの求人票の見方も変わってくると思います。
知らない方がほとんどと思いますが、ハローワークの利用者は1日17万人と言われています。この人数をお伝えすると、さらに求人媒体としての魅力が高いことは伝わると思います。
●厚生労働省 公共職業安定所の主な取り組みと実績
もちろん、この17万人の中には、応募者以外の方が含まれていますし、皆様の事業を営む地域でどれぐらいの利用者がいるのかは、最寄りのハローワークでの確認が必要です。
とは言え、ハローワークで求人を出せば全国のハローワークの窓口だけでなく、インターネット上でも公開されることになります(公開しないこともできる)ので、毎日17万人以上の利用者に告知できる可能性があるということになります。
求人媒体としての魅力度を他媒体と比較すると?
毎年、ハローワークにおける職業紹介実績が公表されていますが、平成28年度の新規求職者数は約520万人で、就職件数は約163万人数です。ちなみに、求人件数、会員数ともにトップクラスの転職サイト「リクナビNEXT」は、会員数701万人(2017年4月末現在)ですので、ハローワークの求職者数は少ないように見えます。しかし、リクナビNEXTはインターネット上だけで登録ができ、一方、ハローワークの場合は、ハローワークの窓口に直接足を運んで、手書きで「求職申込書」を書く必要があること、さらにハローワークは年間の新規求職者であるのに対して、リクナビNEXTはサービス開始(2001年)からの累計会員数であることを考えると、単純な比較は出来ないですが、ハローワークの求職者数の多さが際立って感じられるのでは無いでしょうか?
就職先への入職経路について
ハローワーク経由での就職は、就職者数の約2割です。たった2割と言ってしまうのか、無料で掲載できて2割もある!と感じるのは、人それぞれの考え方かとは思いますが、ハローワークを活用した求人を行わないことは、限りなくリスクがないにもかかわらず、人材を採用できるチャンスを逃していると過言ではないと、私は考えています。
就職人数にして約163万人ですが、おそらくこの人数は毎年大きくはかわらず、ハローワーク経由で就職をする方がいることでしょう。
これだけの人材に対して、他社に先んじて手を打つことができるのは価値があると思いませんか?
●厚生労働省 雇用動向調査
高まる入職者のハローワーク経由率
・入職者の入職経路の構成比を見ると、2010年で最も高いのは広告(29.2%)で約3割を占めるが、その割合は2000年代前半より低下している。
一方で、最近ではその他(商工会議所、地方公共団体の広報または地方公共団体の職業紹介等も含む)とハローワークインターネットサービスの割合が上昇している。ハローワーク経由は、2000年以降2割前後で推移しており、ハローワークインターネットサービス合わせたハローワーク利用の入植者は2010年には26.2%となった。
・転職入職者の入職経路についても、2010年で広告(27.4%)が最も高いものの、ハローワーク(24.1%)とハローワークインターネットサービス(4.8%)を合わせたハローワークの利用者は28.9%にもなっている。
・転職入植者で入植者全体よりも、ハローワークが利用される要因としては、前職がある者には失業保険受給者が多いことが考えられる。ハローワークの就職件数が伸びていること等も併せ、ハローワークの労働力供給調整機関としての機能は、近年は少しずつ高まってきている。
当法人では、人材採用後の助成金申請や就業規則の作成、人事評価制度の構築・運用、社会保険・労働保険の手続きだけでなく、ハローワークの求人票等を通して、人材の採用をサポートしています。人材採用又は、入職後の定着についてお悩みがございましたら、ひとまずお気軽に当法人へご相談下さい!